歯科医院で受ける予防処置について
虫歯予防を徹底するのであれば、歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。専門家による予防処置を定期的に受けることで歯が強くなり、汚れがたまりにくい衛生的な口内環境を築くことができます。今回はそんな歯科医院で受ける予防処置についてわかりやすく解説します。
フッ素塗布による歯の強化
皆さんも毎日の歯磨きで、フッ素が配合あれた歯磨き剤を使用していることかと思います。市販されている歯磨き粉には最大で「1500ppm」のフッ素が含まれているのですが、歯科医院で取り扱うことができるフッ化物ジェルには、その6倍の「9000ppm」程度のフッ素が配合されています。歯に作用させるフッ素濃度が高くなることで、虫歯を強くする効果も格段に向上します。
シーラントで清掃性を向上
乳歯や生えたての永久歯は、奥歯の溝が複雑で汚れがたまりやすくなっています。そんな溝をシーラントと呼ばれる処置で滑らかにすると、清掃性が向上して虫歯のリスクも大きく減少しますよ。歯を削る必要はなく、プラスチック樹脂を流し込んで光で固めるだけなので、小さなお子さまも安心して施術を受けることができます。
ブラッシング指導で正しい口腔ケアを
虫歯予防の基本は、毎日の歯磨きです。これが正しく行えていなければ、虫歯のリスクも高まります。歯磨きの仕方というのは誰しも自己流になりがちなので、定期的にプロによる指導を受けると良いですよ。歯磨きのプロフェッショナルである歯科衛生士なら、お一人おひとりに最適といえるブラッシング法をご提案できます。
まとめ
このように、歯科医院では予防のためにさまざまなプロフェッショナルケアを提供しておりますので、虫歯になりにくい歯・お口の環境を作りたいという方は、ぜひ当院までご相談ください。小さい頃から歯医者さんに通うことで、虫歯のリスクもどんどん低下していきます。
